XAMPPで作業する時、初期だとURLがhttp://localhost/test.com/のようになっており「localhost」が邪魔ですよね。そんな時はバーチャルホストを設定することで作業環境のURLをhttp://test.com/など任意のURLに設定することができるのでご紹介します。
バーチャルホストを有効にする
/Applications/XAMPP/xamppfiles/etc/httpd.conf をテキストエディタで開きます。
「#Virtual hosts」を検索すると以下の部分が見つかるので
# Virtual hosts
#Include etc/extra/httpd-vhosts.conf
↓
# Virtual hosts
Include etc/extra/httpd-vhosts.conf
Include etc/extra/〜の部分の頭にある#を外す。
バーチャルホストを設定
/Applications/XAMPP/xamppfiles/etc/extra/httpd-vhosts.conf をテキストエディタで開きます。
下のスペースに以下を追加。
<VirtualHost *:80>
DocumentRoot "/Applications/XAMPP/xamppfiles/htdocs"
ServerName localhost
</VirtualHost>
この設定は今まで通りhtttp://localhostのdashboardにアクセスできるようにするためなので最初に設定しておけば次回以降は設定不要。
次に
<VirtualHost *:80>
DocumentRoot "/Applications/XAMPP/xamppfiles/htdocs/○○○(フォルダ名)"
ServerName ○○○(任意のサーバー名)
<Directory "/Applications/XAMPP/xamppfiles/htdocs/○○○(フォルダ名)">
AllowOverride All
Require all granted
</Directory>
</VirtualHost>
こちらを一番下に追加。○○○は書き換えてください。
任意のサーバー名の箇所はhttp://test.com/にしたい場合「test.com」と入力。
DocumentRoot・Directoryは今回用意したフォルダのファイルパスです。
hostsファイルの編集
Finderを開いてキーボードのcommand+Shift+gを押すとフォルダの検索が出てきます。
検索欄に「/etc/」を検索すると以下のフォルダ「private > etc」が出てくるのでダブルクリック。

そうすると、「hosts」というファイルがあるのでテキストエディタで開く。
hostsファイルの一番下に
127.0.0.1 ○○○(任意のサーバー名)
○○○の箇所は先ほどhttpd-vhosts.confで設定したサーバー名を入力します。
保存をかけるとシステム変更のパスワードを求められるので入力してください。
以上の設定が完了したら、XAMPPを起動(すでに起動していた場合は再起動)してブラウザでhttp://○○○(任意のサーバー名)にアクセスしてみてください。
これでローカルでの作業が捗ります!